MIUIスピードテストが遅い原因と改善方法

MIUIでスピードテストの結果が遅い場合、Wi-Fiの接続帯域、ルーターの設置環境、プロバイダーの混雑、端末の省電力設定などが関係します。下り・上り・Pingを比較しながら原因を切り分け、設定変更や接続方法の見直しで改善する手順を解説します。

公開日 2026-07-13 最終更新 2026-07-13 カテゴリ:ガイド

MIUIスピードテストが遅く見える主な症状

MIUI搭載スマートフォンでスピードテストを実行すると、契約している光回線やモバイル回線の想定より下り速度や上り速度が低い、またはPingが高く遅延を感じることがあります。動画の読み込み、Webページの表示、オンラインゲーム、ビデオ通話などで問題が出る場合は、通信速度だけでなく接続の安定性も確認する必要があります。

まず同じ場所で複数回測定し、下り・上り・Pingの数値を記録します。1回だけ極端に遅い場合は一時的な混雑や測定サーバーの影響が考えられます。時間帯や接続方法を変えても結果が変わらない場合は、Wi-Fi環境、ルーター、プロバイダー、MIUIの設定を順番に切り分けます。

原因1:2.4GHz帯のWi-Fiに接続している

MIUI端末が2.4GHz帯のWi-Fiに接続していると、電子レンジやBluetooth機器、近隣の無線LANと電波が干渉し、下り・上り速度が低下することがあります。2.4GHzは壁や床を通りやすい一方、集合住宅や住宅密集地では電波が混雑しやすい帯域です。

ルーターが対応している場合は、端末のWi-Fi設定で5GHz帯のSSIDへ接続して比較してください。ルーターの近くでは5GHzのほうが速度と安定性が向上することがあります。ただし、距離が遠い場所や壁が多い環境では2.4GHzのほうが安定する場合もあるため、実際の測定結果で判断します。

原因2:ルーターの設置場所や状態に問題がある

ルーターを床、収納棚の中、金属製家具の近く、電子レンジのそばに置くと、Wi-Fi電波が弱くなったり干渉を受けたりします。ルーターの周囲に物が多い場合も、MIUI端末まで届く電波が不安定になり、スピードテストの数値が大きく変動します。

ルーターはできるだけ床から離し、家の中央付近で周囲に障害物が少ない場所へ移動します。長時間稼働しているルーターは一時的な処理負荷や内部状態の影響を受けることがあるため、電源を切って数分待ってから再起動する方法も有効です。再起動後に改善するか、同じ条件で再測定してください。

原因3:プロバイダーや回線の時間帯混雑

夜間や休日だけ下り速度が遅くなる場合は、宅内のWi-Fiではなく光回線やプロバイダー側の混雑が原因かもしれません。特に利用者が増える時間帯は、回線設備や接続方式の混雑により、昼間より速度が低下することがあります。

朝、昼、夜の複数の時間帯で測定し、混雑する時間だけ速度が落ちるかを確認します。MIUI端末だけでなく、同じWi-Fiに接続した別のスマートフォンやパソコンでも同じ傾向が出る場合は、回線またはプロバイダー側の可能性が高くなります。接続方式や障害情報については、契約中のプロバイダーへ確認してください。

原因4:MIUIの省電力機能やバックグラウンド制限

MIUIにはバッテリー消費を抑えるための省電力機能やアプリのバックグラウンド制限があります。端末やOSのバージョンによっては、通信を行うアプリの動作が制限され、スピードテスト中の処理や通信が安定しないことがあります。

スピードテストを実行する前に、省電力モードを一時的に解除し、不要なアプリのダウンロードやクラウド同期を停止します。セキュリティアプリ、VPN、通信を最適化するアプリを利用している場合も、一時的に無効化して数値を比較してください。改善した場合は、必要なアプリだけを例外設定にするなど、セキュリティとのバランスを取って調整します。

原因5:端末の発熱や処理負荷

MIUI端末が高温になっていると、端末保護のためにCPUや通信処理が抑制されることがあります。充電中、直射日光が当たる場所、ゲームや動画編集の直後などは、スピードテストの結果が通常より低くなる可能性があります。

端末を冷ましてから、充電ケーブルを外した状態で再測定します。測定中はゲーム、動画再生、大容量ファイルの同期などを停止し、不要なアプリを終了してください。発熱が繰り返される場合は、ケースを外して原因を確認し、OSやシステムアプリの更新も実施します。

原因6:VPN、DNS、プロキシ設定の影響

VPNやプロキシを経由すると、通信経路が長くなったり、接続先サーバーとの距離が伸びたりして、下り・上り速度が低下することがあります。Pingが高い、特定のサービスだけ遅い、VPN接続時だけ通信が不安定になる場合は、経路の影響を疑います。

VPNを切断し、MIUIのWi-Fi設定に登録されたプロキシが不要な設定になっていないか確認します。プライベートDNSを変更している場合は、自動設定に戻して比較する方法もあります。設定変更後はWi-Fiを一度切断して再接続し、同じ測定サーバーで結果を確認してください。

原因を切り分けるための測定手順

  1. 同じ場所で3回測定する:測定値の平均とばらつきを確認します。
  2. 5GHzと2.4GHzを比較する:SSIDを変え、下り・上り・Pingの差を記録します。
  3. ルーターの近くで測定する:近距離で改善するなら、電波環境や設置場所が原因です。
  4. 別の端末で測定する:他の端末も遅い場合は、回線やルーター側を疑います。
  5. 時間帯を変えて測定する:夜間だけ遅い場合は、プロバイダーや回線の混雑が考えられます。
  6. VPNや省電力機能を確認する:設定を一時的に変更し、数値が改善するか比較します。

MIUIで通信速度を改善する方法

  • ルーターを高い位置かつ障害物の少ない場所へ移動する
  • ルーターの近くでは5GHz帯のWi-Fiを使用する
  • ルーターとMIUI端末を再起動する
  • 省電力モードや不要なバックグラウンド通信を一時的に停止する
  • VPN、プロキシ、プライベートDNSを確認する
  • 端末とルーターのファームウェアやOSを更新する
  • 複数の時間帯と測定サーバーで結果を比較する

改善しない場合は、LANケーブルで接続したパソコンの速度、ルーターの管理画面、プロバイダーの障害情報を確認します。Wi-Fi接続だけが遅いなら宅内環境、Wi-Fi以外でも遅いなら回線やプロバイダー側の問題である可能性が高くなります。測定にはスピードテストを利用し、測定日時、接続帯域、下り、上り、Pingを記録しておくと問い合わせ時にも役立ちます。