ゲーム速度テストが遅い原因と改善方法|Ping・下り・上りの確認ポイント

ゲーム速度テストで速度が遅い、Pingが高い、遅延が発生する原因を整理します。Wi-Fiやルーター、光回線、プロバイダー、端末設定を確認し、症状に合った改善方法を解説します。

公開日 2026-08-18 最終更新 2026-08-18 カテゴリ:ガイド

ゲーム速度テストで確認できる項目

ゲーム速度テストでは、主に下り速度、上り速度、Ping、遅延、通信の安定性を確認します。下りはゲームデータや映像の受信、上りは操作情報や音声の送信に関係します。オンラインゲームでは速度の数値だけでなく、Pingの低さと変動の少なさが重要です。

下りや上りが十分でも、Pingが高い場合は操作の反応が遅れることがあります。反対に、速度が極端に高くなくてもPingが安定していれば、ゲームを快適にプレイできる場合があります。

原因1:Wi-Fiの電波が弱い、または干渉している

ゲーム機やパソコンをルーターから離れた場所で使っていると、Wi-Fiの電波が弱くなり、通信速度の低下や遅延が起きます。壁、床、家具、電子レンジなども電波に影響します。2.4GHz帯は遠くまで届きやすい一方で、周囲の機器と干渉しやすく、5GHz帯は高速ですが障害物に弱い傾向があります。

同じ場所で有線接続とWi-Fi接続を比較してください。有線ではPingが安定する場合、回線そのものよりもWi-Fi環境が原因と判断できます。ゲーム機の近くにルーターを置き、5GHz帯への切り替えや中継機の設置を検討すると改善することがあります。

原因2:ルーターやONUが一時的に不安定になっている

ルーターやONUを長期間再起動していない場合、内部処理の一時的な不調や接続情報の混雑によって速度が不安定になることがあります。複数の端末を同時に接続している家庭では、ルーターの処理性能が負荷に追いつかない場合もあります。

改善を試すときは、ONU、ホームゲートウェイ、ルーターの順に電源を切り、数分待ってから回線側の機器、ルーター、端末の順で起動します。改善しない場合は、ルーターのファームウェア更新、LANケーブルの交換、機器の規格確認を行ってください。

原因3:回線やプロバイダーが混雑している

夜間や休日など、多くの利用者がインターネットを使う時間帯は、光回線やプロバイダーの設備が混雑することがあります。特定の時間だけ下り速度が低下したり、Pingが上昇したりする場合は、家庭内のWi-Fiよりも回線経路の混雑が疑われます。

朝、昼、夜など時間帯を変えてゲーム速度テストを実施し、結果を比較してください。時間帯によって大きな差がある場合は、IPv6 IPoE接続の対応状況、プロバイダーの接続方式、障害情報を確認します。NTT、ドコモ、au、ソフトバンクなどの回線サービスでも、利用環境や接続方式によって結果は変わります。

原因4:家庭内で大容量通信が発生している

動画の高画質再生、OSやゲームの更新、クラウドへのバックアップ、別端末での大容量ファイル転送が同時に行われると、ゲーム通信に使える帯域が減少します。特に上り通信が継続すると、Pingが高くなり、操作の遅延やボイスチャットの音切れにつながることがあります。

ゲーム速度テストを行う前に、動画再生やダウンロードを停止し、接続中の端末を確認してください。ルーターに帯域制御やQoS機能がある場合は、ゲーム機やパソコンを優先する設定を試せます。ただし、設定名や効果は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。

原因5:ゲームサーバーまでの距離や経路に問題がある

ゲームの通信は、契約している回線からゲームサーバーまで複数のネットワークを経由します。サーバーが海外にある場合や、混雑した経路を通る場合は、回線速度が十分でもPingが高くなることがあります。特定のゲームだけ遅延する場合は、ゲーム側のサーバーや経路が原因である可能性が高くなります。

複数のゲームや一般的な速度テストでPingを比較し、症状が特定のタイトルに限られるか確認してください。ゲーム内でサーバー地域を選べる場合は、近い地域を選択します。ゲームサーバー側の障害やメンテナンス情報も確認すると、不要な機器設定の変更を避けられます。

原因6:端末やLANケーブルに問題がある

ゲーム機やパソコンのネットワーク設定、古いLANケーブル、ネットワークアダプターの不調も速度低下の原因になります。別の端末では問題がない場合、回線ではなく特定端末の設定やハードウェアを確認する必要があります。

LANケーブルは規格と状態を確認し、可能であれば別のケーブルや別のLANポートで試してください。端末のネットワーク機能を再起動し、OSやネットワークドライバーを更新することも有効です。VPNや通信を監視するアプリが動作している場合は、一時的に停止して結果を比較します。

ゲーム速度テストで原因を切り分ける方法

  1. ゲーム機またはパソコンをルーターの近くで接続する
  2. 可能であればWi-Fiではなく有線LANで測定する
  3. 動画、ダウンロード、バックアップを停止する
  4. 朝、昼、夜に下り、上り、Pingを測定する
  5. 別の端末や別のゲームでも結果を比較する
  6. 回線障害、ゲームサーバー、プロバイダーの情報を確認する

測定結果は一度だけで判断せず、日時、接続方法、端末、ゲーム名と一緒に記録してください。複数回の結果を比較すると、Wi-Fiの不安定さ、時間帯による混雑、特定ゲームだけの問題を区別しやすくなります。

改善しても遅延が続く場合の確認先

有線接続でも時間帯を問わずPingが高い場合は、回線経路やプロバイダーの接続方式を確認します。速度低下や切断が長時間続く場合は、契約中の光回線事業者やプロバイダーに、測定日時、下り・上り速度、Ping、接続方法を伝えて相談してください。

ゲーム速度テストの数値だけで回線を判断せず、実際のプレイ中に発生する遅延や切断と照らし合わせることが重要です。測定には速度テストを利用し、同じ条件で複数回確認すると、改善前後の違いを把握できます。